おは、葉脈はキレイだな!
posted at 05:34:54
この解説記事の通りです。 RT 国籍唯一の原則」は現実的か?――蓮舫氏の「二重国籍」問題をめぐって(韓東賢) - Y!ニュース bylines.news.yahoo.co.jp/hantonghyon/20…
posted at 05:45:02
脳なんでも相談室。高校2年の女子です。私は海外に小さい頃から興味があり、将来は海外で働きたいと思っています。 lineblog.me/mogikenichiro/… pic.twitter.com/EZReO9c9SJ
posted at 06:22:36
連続ツイート1888回をお送りします。文章はその場で即興で書いています。本日は、随想です。
posted at 06:29:21
2013年に、国立近代美術館で「フランシス・ベーコン展」archive.momat.go.jp/Honkan/bacon20… が開かれた時、企画され、展覧会を実現した学芸員の保坂健二朗さんの言われたことを、昨日、ふと思い出していた。
posted at 06:31:21
保坂健二朗さんは、フランシス・ベーコン展がやりたくて美術館に入った、というくらい、かの大作家に対する愛の深い方なのだが、その保坂さんが、ベーコンの代表作、「トリプティック」www.tate.org.uk/art/artworks/b… を前に、ある単語をつぶやかれたのである。
posted at 06:32:33
その単語とは、「グランド・マナー」。ベーコンの主要作品には、「グランド・マナー」があると。美術史上のこの用語の位置づけは en.wikipedia.org/wiki/Grand_man… のようなものだが、私は、雷に打たれたようになり、保坂さんの言葉からいろいろな連想が広がっていった。
posted at 06:34:04
「グランド・マナー」とは、人間のほんとうのところ、芯の姿、もっとも大切な魂の問題を、具体的なかたちとして見えるものにした、ということだと思う。フランシス・ベーコンで言えば、あのトリプティックのキリストの抽象化された形態が、人間、生命、魂の根幹の何かを表している。
posted at 06:35:04
芸術は多様で、さまざまな表現があって良い。野に咲く花の可憐さを描いてもいいし、宇宙の広大を示してもいい。その一方で、人間が生きるということのぎりぎりの真実を示す「グランド・マナー」が芸術の中核にあるというのはおそらく事実だし、これからもそうあり続けるだろう。
posted at 06:36:16
「グランド・マナー」は、美術に限ったことではなく、すぐれた小説や映画には、必ずそれがある。今年没後100年の夏目漱石の小説は、結局、それを描いていたという評価も可能だと思う。あの「猫」だって、実は「グランド・マナー」の変形であり、だからこそ可愛らしく、そしてどこか恐ろしい。
posted at 06:37:42
フランシス・ベーコンの「トリプティック」のような作品が、美術史上で高く評価され、鑑賞され続けていくという事実に、私は人間への信頼の礎を見る。河合隼雄さんは「中心を外さないこと」の大切さを説かれたが、芸術における「グランド・マナー」は、一つの中心だと思う。
posted at 06:39:06
以上、連続ツイート1888回「フランシス・ベーコンとグランド・マナー」をテーマに、7つのツイートをお届けしました。
posted at 06:39:51
RT @toshi3636_1: 「茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第1888回「フランシス・ベーコンとグランド・マナー」」をトゥギャりました。 togetter.com/li/1024899
posted at 06:44:05
現代を生きる上で欠かせない「人権感覚」とは、他者の立場への想像、世界の多様性、そんな中で生きることのやっかいさと自由の希求についての一つの「音感」のようなもので、その感覚なしでいくら形式的整合性や部分的な論理のつじつま合わせを追求しても、その歌は結局「調子っ外れ」のものになる。
posted at 06:46:57