120点だね。 twitter.com/yuki2211026/st…
posted at 06:12:35
おは、陽水は天才!
posted at 06:13:06
連続ツイート1872回をお送りします。文章はその場で即興で書いています。本日は、随想です。
posted at 06:39:32
リオ五輪は、ほんとうに面白かったが、今回の面白さには、なんだか時代のタイムリサーもあったような気がする。というのも、それぞれの競技で身体を鍛えているアスリートたちには、これからの人類の象徴のような意味合いがあったからだ。
posted at 06:40:42
人工知能の発達により、今後、知性において人類はコンピュータやロボットにかなわなくなる。計算や記憶はもちろん、膨大なデータに基づく判断や、論理的な思考においても、人間はAIにはかなわない。
posted at 06:41:39
医療診断においても、生身の人間の医師よりも、ワトソンのような人工知能の方が便りになるだろう。法律の判断においても、弁護士よりもAIの方が精度において上回る。そのような時代に、人間の存在意義がどうなるかは、これからじっくり考えなければならない。
posted at 06:42:37
AI時代に鍵となるのは、人間の知性自体はコモディティ化して、それ自体には価値がなくなる、という事実であろう。計算や記憶能力において、もはや人間の能力自体には価値がないのと同じように、人類の知性のさまざまなモジュール自体に価値はなくなる。
posted at 06:44:24
100メートルで速い選手を見て、運送会社の社長が「いいね! 彼に働いてもらえば、荷物を速く運べる!」と言わないのと同じように、「彼は賢いね! あの知性が我が社に必要だ!」とはならなくなる。そのような時代に、人間の存在意義は、どうなるのだろうか。
posted at 06:45:08
知性を鍛えるということは、オリンピックのアスリートたちと同じような意味合いになってくるだろう。100メートルを速く走るということ自体には経済的価値はないが、そのように身体を鍛えることに意義があるのと同じように、知性自体の経済的価値よりも、その鍛錬の過程、結果に意義がある。
posted at 06:46:19
そうなると、三段跳びの織田幹雄さんが、かつて、「跳躍すること」自体の歓びを語ったように、たとえ人工知能が凌駕していても、生身の人間が脳を鍛えること自体に、生命の躍動の歓びが宿る。碁や将棋はすでにそうなりつつあるが、広い分野に、この感覚が広がっていくことになるだろう。
posted at 06:47:33
結局、人工知能時代における脳の鍛錬は、オリンピックにおけるアスリートの躍動に似たものになるということになる。それはそれで、一つの黄金時代の到来ということになるのかもしれない。
posted at 06:48:05
以上、連続ツイート1872回「人工知能時代における脳の鍛錬は、オリンピックにおけるアスリートの躍動に似たものになる」をテーマに、8つのツイートをお届けしました。
posted at 06:48:44
人工知能時代における脳の鍛錬は、オリンピックにおけるアスリートの躍動に似たものになる lineblog.me/mogikenichiro/… pic.twitter.com/6M5JmUB0lh
posted at 06:51:08
RT @toshi3636_1: 「茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第1872回「人工知能時代における脳の鍛錬は、オリンピックにおけるアスリートの躍動に似たものになる」」をトゥギャりました。 togetter.com/li/1018526
posted at 06:51:29
RT @jsugi_99: 茂木健一郎先生の最新刊『いつもパフォーマンスが高い人の 脳を自在に操る習慣』本日発売です! 自分を思い通りに変えて、有意義な人生を送る方法、教えます。 www.amazon.co.jp/dp/4534054238/ pic.twitter.com/sA6JVfwyMZ
posted at 15:20:10
RT @riverland_c: 「茂木健一郎氏 @kenichiromogi 第1872回【人工知能時代における脳の鍛錬は、オリンピックにおけるアスリートの躍動に似たものになる】連続ツイート」をトゥギャりました。 togetter.com/li/1018674
posted at 18:12:59